オプジーボは末期癌を治す夢の薬か?
オプジーボは、末期癌を治す夢の薬として、デビューしましたが、今現在もそう信じている方は少ないのではないかと考えます、特に、医療関係者でも抗がん剤を生業にしている抗癌剤専門医はそうではないかと想像しています。
何故でしょうか。
結論から言えば、オプジーボは免疫が元気な状態でないと効かない薬だからです。抗癌剤専門医がオプジーボを使うときは、抗がん剤をさんざん使った後で免疫が言わばズタズタになった状態で使うので、オプジーボが効くわけがないのです。だから、抗癌剤専門医の多くはオプジーボにあまり良い印象は持っていないのではないかと思います。でも、私はオプジーボはちゃんと使えば本当に夢の薬になると思っていますし、実際に数ヶ月の余命から数年の延命に成功している末期がんの方が数多くでています、その中には治癒する方たちもでています。私が免疫を活性化するのに使っているのが水素ガスです、水素ガスを併用すると、オプジーボ単独のときに比べて生存率が約3倍に向上します。このことは、最近、Oncology Letterという論文に発表しました。